短いけど意外と大変な取得までの道のり
大型特殊自動車免許取得までの道のりは短いけども意外と大変です。
普通免許を所持している場合は6時間の教習のみで取得できます。
一応、普通免許と同じように最初の3時限が第一段階、次の3時限が第二段階と分かれています。
なお、技能教習は全て教習所内での走行練習のみです。
画像元:沼田自動車学校
教習車はホイールローダーがほとんど。一部の教習所ではフォークリフトでの教習もあります。
このホイールローダーという乗り物が曲者で慣れないと運転がとても大変です。
振動がめちゃくちゃあって大変
これが本当に大変。サスペンションがないため、めちゃくちゃ揺れる。
画像元:足立自動車学校
ホイールローダーでの走行練習は普通車と同じコースを走ります。
教習の中で時速20km以上で直進走行するというものがあるのですが、これがもうめちゃくちゃ揺れるんです。
最初の教習で酔ってしまいました(本当に気持ち悪かった)。
基本的な操作方法を覚える必要がある
ホイールローダーは普通車と異なる部分がいくつかあるのでそれらをきっちりと押さえていく必要があります。
二つの大きな違いがあり、それは中折れ式走行とバケット操作です。
中折れ式走行
ホイールローダーは中折れ式走行と呼ばれる走行方式で走ります。これは慣れるととても便利なのですが、普通車でいうところの内輪差がなく、前輪が通ったところを後輪が通る走行をします。
普通車と運転の仕方が異なってくるので、慣れるまでは少し大変かもしれません。一方で内輪差がない分、前のタイヤが通れば後輪は自然と通ることが出来るので、ある意味で運転がしやすい走行方式といえると思います。
駐車などは車体を真っすぐに入れるのはコツが必要で、このテクニックの習得にはてこずりました。
※教習上は入っていれば良い。
バケットの操作も必要
次にバケットの操作です。
バケットとはホイールローダーの前についているかごのようなものです。
大型特殊自動車免許では基本的に走行のみが問われるのでバケットの操作方法はとても簡易的なものです。
上げたり、下げたり、ひっくり返したり、引き寄せたりの基本操作のみです。
運転の最初と最後には必ずバケット操作が求められるので、一連の手順はしっかりと覚える必要があります。
細かな違いにも注意
ハンドルは普通車のように両手で持つことが基本ではなく、片手でハンドルを持つのが基本です。
ハンドルも普通車のように握るのではなく、ハンドルにノブのようなものが付いているのでそこを掴みハンドル操作します。
油圧式のためハンドル位置は常に動きます。最初はまっすぐなハンドル位置を掴むのに苦労するかと思います。
それ以外では指示器にも注意が必要です。
普通車であれば指示器を出したあとハンドルを切れば自動的に切れますが、ホイールローダーの場合は手動切る必要があります。指示器がだしっぱなしになると減点対象になりますので、注意が必要です。
また、曲がったときにハンドルを戻すタイミングも乗用車と違います。
この辺は実際に運転をして感覚を掴んでいく作業ですが、なんども練習をすることで次第になんとなくわかってきます。
たった6時限だけど必要な運転スキルはたくさんある
教習所の先生によると4時限目辺りで急速に運転スキルが向上してくるようです。
普通免許を取得している方が主に教習に通っているので、教習所内での運転自体には問題はないはずです。
要はホイールローダーの特殊な運転に慣れてきて、いつも通りの運転ができるようになってくるのです。
そういう意味では意外と難しいとも言えるし、「大型特殊」という物々しい名前にしては意外と簡単であるとも言えます。
私自身の経験でいえば、最初の3時限は難しいなと感じていましたが、4時限目辺りから意外と簡単だなと思うようになってきました。
運転歴が長い人が意外とつまづくのは安全確認だと思います。正直、よく覚えていません。笑
自分なりの安全確認になってしまっていることが多いので、正しい安全確認ってどうだっけ?というのをしっかりと頭に入れなおす必要があります。知らず知らずのうちに減点されているとコワいですからね。
まとめ
大型特殊自動車免許取得にはホイールローダーorフォークリフトの運転マスターが不可欠です。
特にホイールローダーは運転位置も高く、バケット操作もダイナミックな動きをするので、ガンダム的な何かを操縦している気分になります。
「一度きりの人生、普通車だけの運転に満足していていいのか」とおもわず思ってしまうほど、未知の乗り物です。
現場で必要な人はもちろんですが、特に必要ないけどなんとなく取得するという方もアリだと思っています。だって一度きりの人生だから何でも体験だと思うのです。
活かそうと思えば、仕事以外でも援農ボランティアでのトラクターやコンバインの運転に役立ちますから。