大型特殊自動車免許

【完全解説】大型特殊自動車免許教習全6回+卒業検定の体験記。

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大型特殊自動車免許とはフォークリフトやクレーン車などを公道で運転するための運転免許です。

forklift

 

大型特殊自動車免許取得するためには免許センターで実技試験を受験するか、指定の自動車学校を卒業して実技免除を受ける方法の2パターンがあります。

私の場合は自動車学校に入学し実技免除を受けて取得しました。実技教習全6回と卒業検定までの流れを体験記としてまとめましたので参考にしてください。

教習1時間目~まずは慣れるのが目的

大型特殊自動車免許の実技教習は1時間目からさっそく運転をします。

まず最初はクルマの回りの点検方法を聞いたのち、実際に運転席に乗り込みバケットの操作方法を教えてもらいます。バケットの操作はアームの上下、バケットの引き寄せ・ひっくり返しの4パターンです。

次に運転の方法を教えてもらいます。エンジン、ハンドル、アクセル、ブレーキ、ギヤの確認などをしました。

一通り操作の確認をしたらさっそく運転です。
外周を走行したり、右折、左折、S字や、クランクなどを走行しました。
※S字やクランクは実際の教習には必要ありません。慣れる意味で体験させてもらいました。

1時間目は普通車との違いを理解するといった感じの内容でした。

2時間目~ひたすら走行練習

実技教習2時間目は教習コースの走行練習。
教習コースを走るために、スタート時のバケット操作、発進、外周、バックの方向転換、踏切、ゴール地点での幅寄せ、ゴール時のバケット操作という流れを通しで練習しました。

バックの方向転換は特に時間を掛けて練習をさせてくれました。

3時間目~第1段階の見きわめ

実技教習3時間目は第1段階の見きわめです。
第1段階は基本操作・走行がテーマなので、それがきちんとできているかの見きわめがされます。

キープレフトや方向指示器を出すタイミングなど基本的なところを中心に確認がされたようでした。

補足:教習コースについて

私が通った自動車学校では大型特殊自動車免許教習の練習コースは2コースありました。第1段階では第1練習コースを、第2段階では第2練習コースを、そして卒業検定では第1と第2が組み合わさったようなコースを走ります。

第1段階の練習コースはシンプルなコースですが、第2段階の練習コースはやや複雑なコースになっていました。

4時間目~第2段階スタート

実技教習4時間目からはいよいよ第2段階です。
第2段階の教習コースを教官が見本走行してくれました。運転のコツとかも見て学べるため基本の確認にもなります。

第2段階の教習コースは、第1段階と比べて進路変更及び右折左折が多く複雑になっています。
第2段階は応用走行がテーマなので第1段階よりも忙しいコースになっているようです。

補足:3~4回目で運転になれてくる

教官いわく大体の方が教習3-4回目くらいで、ホイールローダーの運転に慣れてくるそうです。確かに4回目あたりから落ち着いて運転できるようになってきました。いろいろな運転のコツを自然とこなせるようになってきた感覚です。

5時間目~ひたすら走行練習で完成度を高める

実技教習5時間目は第2段階の教習コースをひたすら走行練習。1回の走行練習ごとに教官から気づいた点のフィードバックをもらい運転を修正していきます。

私の場合はキープレフトを意識することと、指示器のタイミングが課題で苦労しました。特に指示器のタイミングは知識があいまいになっていると対策のしようがないので細かな点を教官に確認しました。

教習6時間目~卒業検定の見きわめ

いよいよ実技教習最後の6時間目。最終仕上げの教習です。
第2教習コースを走行し教官からOKをもらい、その後は自由走行での練習となりました。

卒業検定は第1教習コースと第2教習コースが組み合わさったコースの為、第1教習コースと第2教習コースを自由に練習させてもらいました。ここで不安な点を徹底的に練習をしました。

補足:卒業検定コースの発表タイミング

私が通っている自動車学校では、卒業検定のコースは当日朝9時に発表されました。
卒検コースには卒検コース1と卒検コース2の2パターンがあったので、卒業検定前日にコースの写真を撮っておき、コースを覚え込みました。

卒業検定ではコースの指示を教官がしてくれますが、あらかじめコースを覚えておいた方が落ち着いて運転に集中できます。

卒業検定

いよいよ卒業検定です。まずは当日のコース発表を確認しました。

卒業検定コースには2パターンありますが、当日発表された卒業検定コースは外周1周(直進は速度20km)、バックの方向転換、交差点、障害物、交差点、見通しの悪い交差点、踏切、ゴール地点への幅寄せといった内容のコースでした。

卒業検定では緊張をしているので、まず外周1周で落ち着き、最初の課題でバックの方向転換さえ無事にパスできれば、あとは落ち着いて安全確認をしつつ運転すれば合格できると思いました。

卒業検定コース発表から試験までは時間があるのでコースの確認をしました。

まずは教官から卒業検定の説明と見本走行

卒業検定を受けたのは私を含めて2名でした。まず教官から卒業検定についての説明と見本走行がありました。
指示器のタイミングなどもこの見本走行の時に最終確認できます。1人しか同乗できないのでスタート地点で2人で見本走行を見ました。

当日はかなり緊張していましたが、順番も2番目だったので1番目の方の運転を見て落ち着くことができました。1人目の方の走行が終わり、「余裕だった」と言いつつ降りてきたので「お疲れ様です」と声をかけ、いよいよ試験開始です。

いよいよ卒業検定

まずは教習車の外周を回り、安全確認。そして教習車に乗り込み、まずは運転前の準備。シートベルトの装着、バックミラーなどを調整(実際は調整の必要はなかったですが調整したアピールをしました)。

エンジンをかけ、走行前バケットの操作をして走行準備をします。

後ろ左右の安全確認、指示器と安全確認をし、発進。最初の課題は外周は直進の速度20km走行。こちらは全く問題なし。そしてそのまま最初の山場であるバックの方向転換。
バックをする前に後方左右の安全確認をきっちりとこなし、後輪を意識してバックの方向転換をしました。

再び外周へと戻ると右折、交差点を直進、左折、外周を逆回りします。そして障害物を避けつつ、最後の山場である連続交差点と踏切の走行。連続交差点では次の動きを予測して曲がりつつ幅寄せをするのがとても重要。踏切では「窓を開けて安全確認」を忘れないように注意です。

踏切を通過し、交差点を右折。すぐにゴール地点での幅寄せ。ゴール地点では線が引いてありそこにタイヤを沿わせつつ、ポールとバケットが平行になる位置に停車をするのが課題です。

所定の場所に停車をしてギアをニュートラル、ギアのロック、そしてサイドブレーキ。最後に停車時のバケット操作。手順通り落ち着いてこなし、バケットが地面と水平に接地させたのち、エンジンを切って運転終了。

教官にお礼を述べ、シートベルトを外し、ホイールローダーを降りました。乗車から降車までが試験です。

試験後のワンポイントアドバイスで「安全確認を習った通りきっちり行い、うまく運転できていたこと」、気になることとしては「やや大回りの箇所があったこと」、「右折時の走行位置」が挙げられました。

しばらくロビーで待っていると、教官がやってきて「2人とも合格です」と伝えられました。
卒業証明書と運転免許センターでの手続きの説明を受け、アンケートに答えて、無事卒業です。

まとめ

大型特殊自動車免許の教習は普通自動車免許を所持の場合は実技教習6時限のみです。最初はたった6時間かと思っていましたが、実際には濃密な6時間でした。

最初は運転が難しいなと感じても回数をこなすことで確実に上達してきます。そして運転が楽しくなってきます。

自動車学校を卒業した後は免許センターで手続きをすれば免許取得です。指定教習所卒業による実技試験免除の有効期間は1年間ですので、忘れずに免許センターに行きましょう。

 

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