コラム

そもそもガテン系ってどういう意味!?語源を調べてみると当時の社会世相が分かった。

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ガテン系という分かるようでよくわからない言葉

ガテン系という言葉を聞くと、現場仕事をされている方や力強いイメージがします。
そもそもガテン系ってなんなんでしょうか。ガテンって外国語な気もする。。

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今回は気になるガテン系の意味を調べてみることにしました。

ガテン系の語源はリクルートの雑誌

ガテン系とはリクルート出版から出ている就職情報誌『ガテン』からきた言葉で、『ガテン』が対象としている土木・建築・ドライバー・メカニック・調理師など技術職や現業職及びそれらに従事する人を意味する(単に肉体労働者という意味で使われる場合もある)。 情報誌『ガテン』は1991年に創刊。

引用元:ガテン系(がてんけい)-日本俗語辞書

ガテン系って建築現場で働く方のみが対象かと思っていましたが、土木・建築に加え、(トラック)ドライバー、メカニック、調理師などに従事する方々を対象とする言葉のようです。※単純に肉体労働者という意味で使われる場合もある。

ガテンという情報誌の変遷をまとめたサイトがあったのでそこで紹介されていたガテンの変遷(画像)を紹介します。

gaten-hensen画像元:http://www.kyujin.com/media/gaten/g04.html

情報誌「ガテン」の名前の意味

元々職人が使う「合点・がてん・がってんだ」の言い方。「合点のいく=分かった・承知した・理解した・同意した・納得した」「合点のいかない=分からない・承知できない・理解できない・同意できない・納得しない」の合点から来ている。リクルートのガテンの紹介では【ガテンとは・・・土木・建築・ドライバー・調理などの現場で働く人たちに、イメージや流行ではない職業の選択、自分自身の価値観にあった”合点のいく”生き方を提案してきた仕事情報誌】と記されていた。 現在の「ガテン系」「ガテン女子」「ガテン系~」は全て、このガテンの雑誌名が語源である。

引用元:http://www.kyujin.com/media/gaten/g04.html

情報誌「ガテン」のガテンとはもともと職人が使う合点のこと、土木・建築・ドライバー・調理などの現場で働く人達の情報誌として「イメージや流行ではない職業の選択、自分自身の価値観にあった”合点のいく”生き方を提案する」という意味が込められていたようです。

職人さんの生き方って感じがしてとてもかっこいいですね。

現場職業界は3Kだと言われ人手不足だった

情報誌『ガテン』が創刊されたのはバブル全盛期。
この当時は現場職業界は『3K(さんけい:きつい・きたない・きけん)』と言われ人材不足に嘆いていた。

創刊時の『ガテン』のテレビコマーシャルやラジオコマーシャル、新聞各紙・電車内の中吊広告などでの集中的且つ大規模な広告がされ、現場職が本来もっている「明るく元気」、「将来性」、「強さ」、「安定・安全性」の見直しにつながりました。

林業などは今でも3Kと呼ばれていますが、本職方の仕事ぶりをみると本当にかっこいいし、強さを感じますね。

『ガテン』に掲載することで、積極的な職場環境や待遇の改善・雇用会社側のイメージアップとなり、創刊後スグにメジャー情報誌に。 特に若い男女からガテン系の職種が注目され、明るく前向きな人材が集まるようになった。

引用元:http://www.kyujin.com/media/gaten/g04.html

当時、3Kと言われ嫌煙されていた業界に再び若者が集まるようになった大きなきっかけとなった『ガテン』。
今ではガテン系という言葉が使われるようになったことからも影響力の大きさを感じます。

まとめ

ガテン系の語源が情報誌の名前だったことにびっくりしています。何でも調べてみるものですね。

情報誌『ガテン』の「イメージや流行ではない職業の選択、自分自身の価値観にあった”合点のいく”生き方を提案」というコンセプトは今でも十分に通じる考え方だと思います。

余談ですが、WebによってYoutuberやプロブロガーなど新しい選択肢も増えてきています。
よくネット上で新しい生き方を選んだ人たちと、今までの価値観で生きている人たちが論争を起こしています(いわゆる炎上)。

今回ガテンの語源を調べてみて、1991年創刊の『ガテン』が教えてくれた一人一人が合点がいく生き方が出来ているのであれば、どんな生き方でもいいんじゃないかなと思ったりしました。

大事なことはいつも変わりませんね。

ではでは。

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