コラム

2014年8月 国土交通省が発表!「5年間でドボジョ倍増計画」。より働きやすい建設業界となるための取り組みを紹介します。

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2014年8月22日、もっと女性が活躍できる建設業界へ向けて、国土交通省と建設業5団体が会談を行い、官民協同の取組として「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」が策定されました。

5年間で建設業に従事する女性技術者・技能者(いわゆるドボジョ)を倍増するという計画です。

今回は具体的にどんな取り組みをしているのかを調べてみました。

そもそもどういう計画なの?

まずは「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」について整理しておきます。
もともと建設業界では女性技能者が活躍をしていました。平成9年(1997年)には26万人もの女性技能者が活躍!女性技術者については平成10年(1998年)より採用が本格化されています。

出典:国土交通省HP

近年では建設投資急減により女性技能者についてはピーク時の約1/3である9万人に減少しています。今回の計画では女性技能者を平成9年レベルの割合(約6%)に引き上げようというものです。女性技能者数としては18万人。

女性技術者については順調に増加しており、平成26年(2014年)時点では約1万人となっています。こちらについても2倍の2万人(過去最高)を目指すという計画です。

具体的な取り組みを紹介

「女性が活躍する建設業界に変わる」ことで、「男女問わず働きやすい建設業界に変わる」ことができます。

具体的にはどのようなことを行っていくのでしょうか?
調べてみると制度・環境整備をハード面・ソフト面で改善していくようです。

ハード面の改善

ハード面では「トイレや更衣室が使いやすく清潔に保たれている」ことを目指して、改善が実施されていくようです。

例えばトイレ。工事現場では仮設トイレが置かれていますがこちらは男女共用でした。やはり男女別に仮設トイレが設置されていた方が働きやすい環境と言えます。各仮設トイレメーカーからも男女別設置を基本とした商品が展開されており、女性にとってより使いやすい現場のトイレへと変わる動きとなっています。

参考|建設現場における仮設トイレの事例集

その他にも女性用に更衣室を用意するなど、男女が共に働くことを前提にした職場環境の整備が進められています。

ソフト面の改善

ソフト面の改善では、勤務制度の改善です。具体的には長時間労働を縮減すること。計画的に休暇取得できること。育児や介護と両立できる勤務体制であることなどです。

更に、建設業で女性が働き続ける上で、一番ネックとなるのは、育児との両立と言われています。
引用元:http://genba-go.jp/know/woman/interview/

男女ともに育児との両立を実現するためにもソフト面の改善は重要です。

建設現場は早朝から夜までの勤務体制であり、更に担当現場が決まっていることが通常です。このため、育児中の時間的制約がネックとなり、両立が困難とされています。これを支えるのは、周囲の理解を前提とした時間面での環境整備やバックアップ体制の整備です。行動計画では、具体策として、朝礼参加の柔軟化や作業準備や後片付けの分担・工夫等による現場直行や直帰の配慮などをあげていますが、これらはまさに管理職や周囲の理解があってこそです。
引用元:http://genba-go.jp/know/woman/interview/

制度上は育児や介護と両立できる勤務体制とすることは可能でも実行がムズカシイ。

こちらについてはマネジメントからの強力なトップダウンに加え、何よりも管理職や周囲の理解が重要となってきます。徐々に事例を増やしていって業界全体の意識改善を図る必要がありますね。

まとめ

平成31年(2019年)に向けてより働きやすい建設業界になることを期待しています。

女性管理職や女性現場監督など有能な女性がより活躍できる業界となることがなりより重要だと思います。それによってソフト面・ハード面の改善も推進されていくと考えています。

それでは。

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